いつまでも、あると思うな、家族と金

~今回もブログにアクセスいただき、ありがとうございます~


今日で、断酒開始107日目となります。

3桁になると、なにか「断酒してるぞ!」という気分になります。

しかし、油断は禁物です。

今朝も変わらず抗酒剤を飲み、断酒の誓いもしました。

また今日も1日、素面で過ごしてまいります。



さて、今回の話はこういうことになります。

それは、

『いつまでも、あると思うな、家族と金』

ということです。

断酒をしていないアルコール依存症者は、当然ながら
酒を飲みます。

また、その飲み方が半端でないのですね。

私が一番飲んでいた時期には、毎日焼酎(25度)を
1升以上飲んでいました。

それで体を壊したわけですが、今回の記事の趣旨はそういうこと
ではありません。

毎日1升以上飲めたというのは、それだけの金があったということです。

当然ながら、金がなければ酒は飲めません。


私がまだ自助会に身を置いていた頃、ある生活保護を受けている方が
おられました。

その方は、酒が原因で家族を失い、たった独りで生活をしていました。

しかし、話を聞いていると、受給できる金額も少なかったようです。

つまり、

『酒を飲んでしまったら生活が成り立たない』

そういう方でした。

その方がよく、例会でこのような話をしていました。

『私は酒が原因で家族を失った。だから、今はすごく後悔している。
 しかし、家族を失っても生きていかないといけない。酒を飲もうとも、
 今の状況では無理なのが現実だ』

と。

いつも言っていますが、アルコール依存症者は家族から見放される
ケースが多いです。

それは、ご家族の方が悪いのではなく、家族のことなどなにも考えずに
酒を飲んだくれていた結果であります。

前回の記事でも書きましたが、アルコール依存症者が酒を飲み続けると、
段々酒害がひどくなります。

『家族への暴力的な言動。理不尽な要求』

そういうことが積もり積もって、ご家族の方は家から出ていってしまうのです。

しかし当本人は、「まさか自分を見捨てて出ていく」などとは思っていない
ことが非常に多い。
(私もそうでした)

でも、断酒もせず、家族のことなど何も考えずに酒ばかり飲んでいたら、
見捨てられるのも当然なのであります。

そして、まだ仕事をしている方はいいですが、そうでない方は酒を飲む
どころか生活するにも困るようになってしまいます。

こうなって初めて、冒頭で書いたことが現実になるのですね。

『いつまでも、あると思うな、家族と金』

ということに。


私もたいがい酷い飲み方をしてきました。しかし、幸いなことに
早くに体を壊したため、家族を失うことはありませんでした。

しかし今思うと、「紙一重だった」という気がします。
(妻が、家から出ていく寸前のところまでいったこともあります)


家族を失い、そして生活する金にも困るようになる。
そこでようやく「酒を止めなければ!」と思っても、もう遅いのです。

どうでしょう。これは私見ですが、

『ブラックアウトして、酒を飲んでいた時のことを忘れ始めた頃』

『大酒を飲み、家族に迷惑をかけ始めた頃』

その時こそが、自分の置かれた立場に気付いて断酒する時である。

そのように思う次第です。



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今回は以上です。 閲覧ありがとうございました。

この記事へのコメント

ぴろりん
2016年03月28日 17:09
テツさん、こんばんは。
家族とお金、これを無くすまで飲んでしまうのが、この病気なのですよね。お金は無くして、底をつき、人に借りたりツケがきけばツケでも飲みたいのですよ。

家族は、無くした時にその存在の大きさに気づくと思います。でも、一人家に残されるとやはり飲みたくなるのだと思います。

私は自分の子供に与えてしまった影響が心配ですかね。

酔って暴言?叱っているつもりだったのですが、単なる酔っ払いの暴言、言いがかりをたくさん浴びせてしまいました。
かわいそうなことを言ったり、してしまったことを心から謝りたいです。

これから出来るだけ可愛がって愛情を注いであげるのが、せめてもの償いです。

変なコメントになってしまいスミマセン。
では、ありがとうございました。
RE:ぴろりんさんへ
2016年03月28日 17:49
ぴろりんさん、こんばんは。

私も、酒が原因で家族を失くす寸前までいったので理解できますが、家族や生活するお金がなくなってもまだ飲み続けてしまう(借金をしてまでも)のが、アルコール依存症という病気の怖いところです。

家族をお持ちの方で、酒が原因でそれを失くした場合の辛さや寂しさは尋常ではないと思います。私の主治医も、家族を失くして独りっきりになると、非常に危険な状態へ進んで行くことになると言っていました(すべての方がそうではないでしょうが)。

酒害に対するご家族の精神面のケアですが、ぴろりんさんがお書きになられているようなケースであれば、断酒をしてきちんとした毎日を送っているならば、問題なくお子様は理解してくれることだと思います。
我々が償う方法とは、断酒継続をして精神的な安定を与えてあげることなのかもしれませんね。

お体には十分にお気を付けください。

コメントありがとうございました。
棚珍です
2016年03月28日 20:19
幸い私の場合は体がまだまだ動くし、たまには酒とタバコやってしまうけどまだまだ罪悪感持ってますから。それともう10年位前から両親に日本において経済成長は不可能だと延々と説明してきましたがやっと最近理解できたようです。そりゃそうでしょう。生産人口も消費人口も減少の一途であり、一億総活躍なんて戦前の国家総動員法を彷彿とさせますよ。詳しい事は「棚珍の精神病日記」に下らん事も含めて色々書かれています。
RE:棚珍さんへ
2016年03月28日 21:23
棚珍さん、こんばんは。

棚珍さんは、たまに酒とタバコをたしなむのですね。それであれば、節酒・節煙が出来ているということですから、身体や精神を蝕まれるということはないでしょう。うまい具合に、酒・タバコと付き合っていくのがいいような気がします。

日本も、今後経済成長は見込めないですね。それよりも、ネガティブな要因のほうがずっと多いのが現実です。住みよい日本になってほしいと思っております。

コメントありがとうございました。
美女美女
2016年03月28日 22:51
そうです。アルコール依存性が酷くなると失わなくても良い家族や当然お金も無くなりますよね。おまけに体まで悪くなります。
素面でいれば何でも出来るしアルコールにお金を費やす事もありません。
自分にとって何が一番大事か?
もう一度考えてから思う方向に進んでみるのもいいかもしれませんね。
RE:美女美女さんへ
2016年03月28日 23:03
美女美女さん、こんばんは。

アルコール依存症は、進行性の病気です。なので飲み続けると、体はもとより精神も蝕まれていきます。さらに、段々飲んでいる時の性格が乱暴になってくる傾向がありますので、ほんとうに注意しなければいけません。

『自分にとって何が一番大切か?』
それは、自分を含めた家族の生活です。その生活を守るためにも、断酒を継続していかねばならないのであります。

コメントありがとうございました。
Ken
2016年03月29日 10:57
テツさん、こんにちは。

お金の話は本当にそうですね。
自分も必死にメイクマネーしてますが、安心して老後を暮らせる程の貯金はまだありません。
今後生活保護の受給数が激増して、システム自体が立ち行かなくなる可能性もありますので、本当に心配です。

あと自分はバツイチですが、素面だと元嫁との口喧嘩に勝てないので、酒の力を借りたことが何度もありました。
離婚したこと自体は、正直後悔していないのですが、今後もし再婚や、再婚に至らずとも彼女が出来た際には、酒の力を借りて、結果として誰かに迷惑を掛けるようなことは避けようと思っています。

なかなか人生はキビシイですが、創意工夫しながら生き延びていこうと思っています(笑)






RE:Kenさんへ
2016年03月29日 11:46
Kenさん、こんにちは。

金は大事ですよね。この世の中、1万円すら貸してくれないのが現実です(実際問題、100万円くらい貸してほしいのですが・・・)。
アル中での老後の生活。ほんと不安ですよね~。妻に先立たれ、たった独りきりになった時、一体どうすればよいものかと思案することしかりです。

年齢を重ねてくると、恋とか愛とかにめんどくさくなってきます。綺麗な女性より、カッコいいクワガタのほうが欲しい!と思い始めている自分が情けない今日この頃です。

しかし、やはり女性とは素面での勝負が大切です。酒の力を借りても、それは偽りの自分でしかありませんから。

人生は厳しいです。ほんと最近、つくづく思います。でも、それでもなんとか生き延びないといけないです。一歩一歩歩んで行きましょう!!

コメントありがとうございました。

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